町内コミュニティーで温かく感じたこと

「核家族と町内地域コミュニティー」 事務スタッフ H.I

私は小さい頃から共働きの家庭で育ちました。最初は核家族で、両親が不在で留守番をすることが多く、首から鍵をぶら下げて玄関の鍵を開けて好きなおやつを食べて過ごしていました。当時は携帯電話もなかったですが特に怖い思いをした記憶はありません。しばらくして祖母と同居することになり、帰宅すると祖母は出かけていても、そばにいる安心感がありました。

しかし現在、大人になった私が子供を持つようになり、核家族で小学生の子供に留守番をさせることに関しては、すごく不安があります。時代の変化、インターネットの普及などによる犯罪なども多様化しており、子供が巻き込まれる、もしくは子供が加害者となるニュースを多く耳にします。

小学校の進級は新しい生活の楽しみと同時に、犯罪に関わる心配が付きまとっていました。現状の核家族で共働きを必要とする生活と、子供に健全・安全を両立するために、留守番ではなく下校時は地域の学童を利用しています。

通学路は細い路地を10分ほど歩きます。歩いているとだいたい1、2人とはすれ違うぐらいの小さな住宅地区で、すれ違い様に挨拶をかわします。犬の散歩をしているおばあちゃんや、庭仕事をしている方、毎日同じぐらいの時間に帰宅するので、よくお会いして世間話をするときに感じたことは、家族のような安心感でした。

色々お話をします。

「今週の天気はいまいちだね」
「ちょっと待っててね、これ(自家野菜を)食べて」
「いつも遅くまで大変だね」
「最近見なかったね、風邪ひいちゃってたかな?」

ある日、私が家にいるときに小学校から一人で直接帰宅する日が1日だけありました。

「こないだは、一人で帰っていたね」

はっと気づきました。いつも庭先で声をかけていただく方は、実は声がすると庭に出てきて声を掛けていただいていた事。

引っ越して約1年、ご近所の付き合いをしなくてはと思っていましたが受け入れられていた事、子供の成長を一緒に見守っていただいてること。私の心配が和らぎ、ここだと子供をのびのび育てられるかな、と地域のつながりを温かく感じています。

仕事業務では訪問看護や訪問診療のサポートを通してご家族様のように身近に感じる事が出来る、やりがいのある楽しい仕事をしています。

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