1泊2日の坐禅研修

こんにちは!信愛クリニックでアルバイトをしている高橋です。
私は先日、学校の単位取得のため北鎌倉にある大本山円覚寺で一泊二日の坐禅研修会に行ってきました。円覚寺は鎌倉時代の後半に開山され、国宝の舎利殿、洪鐘があるお寺です。
今回は研修中の生活をお話したいと思います。

1日目、私たちは10時に入山し、最初に食事作法や坐禅の組み方の説明を受けました。もちろん食事は精進料理です。お肉、お魚一切でません。ご飯も麦ごはんでした。茶碗類のことを『持鉢(じはつ)』と呼び、2日間自分専用の食器になります。この持鉢を使っての食事でしたが、作法がしっかり決まっていて、最初の食事のときは戸惑うことだらけでした。
お昼ご飯『斎座』を頂いたとき、いつも家で食べている料理とは違っていて「これじゃお腹すいちゃう」と思いました。メニューは麦ごはん、野菜の汁物、豆腐、漬物でした。食事中は無言、お残し厳禁、また音を立てないなど多くの決まりごとがありました。ご飯や汁のおかわりは有りましたが、自分の器に残っている場合おかわりは出来ない決まりだったのでみな急いで食べていました。斎座が終わると、持鉢を洗います。水や洗剤は使いません。お茶の入ったやかんが回され、お茶を飯器に入れその中をたくあんでふき取ります。その後お湯も回され汁器と飯器交互に洗いました。

食事の後は坐禅です。坐禅中はもちろん私語厳禁。何も考えずひたすら坐り続けます。自分の呼吸回数を「1..2..3..」と数えることで周りの人のことを考えず無になることができました。だいたい1回に20分くらい坐り、5-10分休憩をする。この周期を私たちは13時30分から16時30分の3時間坐りました。みんな足が痺れたり、腰や背中が痛いなど疲れもピークでした。

そして17時から夜ご飯『薬石』でした。斎座より食事の量は少なく、麦ごはん、汁、切り干し大根でした。ですが、料理は本当に美味しいです!
薬石が終わるとまたまた坐禅。また1時間30分ほど坐り、へとへとになった私たちは21時に就寝『解定』しました。
朝になると急に鈴の音が聞こえ遠くから「解静~~!!」と聞こえてきました。時間は5時です。この日も朝5時30分から坐禅を組みました。電気もつけず、暗い仏殿で坐禅。とても怖かったですが、どんどん明るくなっていく空がとても綺麗で涙が出そうになりました。

朝ご飯『粥座』を食べ、みんなで朝の掃除をし、円覚寺の管長さんからのお話を聞きました。管長さんのお話は、相田みつをさんの詩を使ったもので、とても心に響き感動しました。1時間ほどお話を聞き、境内を散策し、研修最後の食事、2度目の斎座を頂きました。食事作法にも慣れ、おかわりもすることができました!

食べ終わると最後の坐禅です。最初は「単位のために・・。」と嫌々参加した研修でしたが、最後坐禅を組んでいて「この研修に参加して良かった。」と気持ちが変わっていました。精進料理により、毎日当たり前のように食べる食事にとても感謝し、管長さんのお話により人は一人では生きていけない、沢山の人の手、支えによって生きているということを学びました。研修で色々なことを学べ、沢山の経験をすることができました。

分かりにくい文章だとは思いますが、このコラムを読んで坐禅をしてみたいと思った方がいればとても嬉しいです!円覚寺では坐禅を体験できる会を開いている日があるみたいです。是非坐禅を組んでみて下さい。悩んでいたことも忘れ、気持ちがすっきりすると思います!私も信愛クリニックでこれからも笑顔で頑張っていきたいと思います!


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