超音波検査って何?

こんにちは。臨床検査技師の松崎陽介です。みなさん、超音波検査(エコー検査)ってご存知ですか?

超音波検査とは、人の体に機械を当て超音波を発信させ人の体内の臓器を画像にして見る検査です。この検査を受けることによって体の中の色々な情報が得られます。

腹部の超音波検査では、肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、膀胱、前立腺、子宮、卵巣、腹部大動脈などお腹の中にある臓器の大部分を観察する事ができます。

「ガンなど悪いものができていないか?」
「お腹が痛い時、上記の臓器に炎症が起こっていないか?」
「臓器の形は正常か?」

など観察します。

◆エコーでガンは分かるの?

エコー検査でガンは分かります。ガンが発見され早期だったので助かった例、そして進行してしまっていた例。私は超音波検査で色々なガンをみてきました。ガンと聞くと痛々しいイメージを受けますよね?でも実は、ガン特に初期の段階はどのガンも症状が無い場合がほとんどです。色々なガンの特徴的な症状があるのですが、症状が出ている状態では既に進行してしまっている事が多いのです。

◆手遅れにならないように…

ガンは症状が出てからでは進行している事が多いので、症状が無いうちに検査を受けることが大事です。40歳以上の方はできれば1年に1回は受けるようにしましょう。
検査と聞くと緊張したり、不安になったりしますよね?超音波検査は体に全く害がありません。CTやレントゲンと違い放射線を一切使いません。検査時間も約15分くらい、痛み等もなくとても簡単に受けられる検査です。

◆超音波検査で見れる臓器は?

腹部では肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓、膀胱、前立腺、子宮、卵巣などです。その他にも心臓や甲状腺、頸動脈なども超音波検査で見ることができます。頸動脈の超音波検査は動脈硬化の判定として良い指標とされています。頸動脈を見ることで、動脈硬化がどの程度あるのかを目安として評価することができます。

超音波検査は体の状態を幅広く知る事ができる検査です。これからもさらに機械が発達しもっと詳しく細かく見えるようになると期待されています。私たち臨床検査技師も日々勉強を重ねて、難しい病気、小さい初期の病気も見落とさないという気持ちで検査し、皆さんの健康に寄り添っていきたいと思っています。


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