医師募集 - 先輩の声

福田 真先生(2011年4月~現在)

信愛との運命の出会い

私が信愛クリニックで勤務を始めてからもうすぐ4年半になりますが、当初はまさか自分が心療内科医になること、開業を目指すようになること、まして常勤医として勤務することなど全く想像していませんでした。それほどまでに自分の人生を大きく方向転換させた信愛クリニックとの出会いは、今では運命なのだと思っています。きっかけは某医師紹介サイトの募集広告でした。自宅から近く、自分の勤務できる時間帯で募集しているという、ただそれだけの理由だったのですからなおさら運命を感じます。

私が初めてクリニックを訪れたときのことはよく覚えています。井出院長に私のこれまでの経歴の詳細をスラスラと述べられ驚いたのですが、そのあとで「心療内科に興味はありますか?」と私に尋ねてきました。当時私はリウマチを専門とし始めたころで、総合内科医としてのキャリアの方が長かったのですが、やはり「心療的な愁訴」の多さを強く実感しておりました。実は積極的に興味があったわけではありませんでしたが、必要性は常々感じており「はい、興味あります!」とお答えしました。それから土曜日の夜診と隔週の日曜日での勤務が始まりました。

心療トレーニング

心療内科的知識がほぼゼロだった私に、井出院長は懇切丁寧に指導してくれました。初診患者さんを「MAPSO」に従って問診をとり、その後院長診察に同席するという形で経験を積み重ねていきました。あるところで免許皆伝、つまり自分の判断で処方をしてもよいと許可が出され、その後は自分で多くの初診、再診患者さんをひたすら診察していくという段階に入りました。

どの医師もそうですが、ここまでくるとかなり独自スタイルというものが確立していきます。やればやるほど心療内科とは「薬物治療ではない」と実感するのです。つまりはその人それぞれの生活環境や生い立ち、性格や考え方、在り方、行動パターンなどが病状と深くつながっており、そこに対するアプローチは薬物ではなくそれぞれの医師による「言葉と態度」なのだということを感覚的に理解するようになります。薬物治療にはある程度決まったパターンがあり、それはそれで補助的な武器としては必要です。ただそれ以上に自分自身の人としての経験や感性によって患者さんを良い方向に導いていくことが可能だという体験も積み重ねていけます。そのあたりのアドバイスこそ井出院長の最も得意とする分野でもあり、大変勉強になります。

信愛の心療トレーニングには、研修プログラムはありません。数多くの患者さんを診てフィードバックを受ける、その繰り返しです。それだけの症例数はありますし、しっかりとしたバックアップもあります。疑問に思った点は院長とのセッションにより深く広く学ぶことができます。

私自身、心療内科に触れる前はこんなにも楽しく奥が深く幅広く、興味深いものだとは知りませんでした。心療内科の醍醐味は、それぞれの患者さんの人生に深く入り込み、そして関わっていくことができるところであり、今となっては専門であるリウマチ膠原病よりも好きな診療科です。そしていわゆる不定愁訴や、検査で異常が見つからない症状に対してうまく対応できるようになり、患者さんの状態を良くするという観点において総合内科医としての能力も飛躍的に上がりました。

開業医トレーニング

同じく4年半前に信愛クリニックに来た当初、将来的に開業する考えは全くありませんでした。開業医の楽しさというものも理解しておらず、むしろ開業したらつまらない医者人生になるのだと思っていました。いまとなってはどんなきっかけで開業したいと思い始めたのかは覚えていませんが、井出院長の影響、そして信愛クリニックでの勤務体験によって気持ちが動いたのは間違いなく、わが人生の将来が光り輝くものになったのをはっきりと自覚しました。

開業医を目指すにあたり、重要なポイントがいくつかあることを学びました。グランドデザインの大切さ、総合病院外来での診察との違い、戦略の重要性、財務会計の知識、リーダーシップやチームビルドなどです。これらの領域に関しては私の頭の中のキャンバスは真っ白だったので、面白いように吸収していきました。いずれもこれまでの人生の中で一度も学ばなかったこと、学ぼうともしなかったことでしたが、井出院長自身の実体験や膨大な量のインプットから作られる開業ノウハウをひとつひとつ身に着けていく過程はとてもワクワクするものです。現在は来年4月の医院開業を目指して、院長をはじめ信愛クリニックの多くのスタッフに協力頂きながらプロジェクトを楽しく進めています。

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斎藤 眞子先生 (勤務期間:2012年2月~現在)

理想的な心療内科外来の研修・実践の場

私は長らく研究に主軸を置いて働いてきました。研究生活は数年に一度あるかないかの仮説に合致した素晴らしいデーターとの出会いの瞬間を待ち焦がれ、四苦八苦する日々でした。疾患の機序解明と治療法の確立を通した社会貢献が建前にありますが、実際はそれらとは程遠く、少しでもランクの高い論文に投稿し、いかにして研究費を稼ぐかに追われていました。

そんな中、忙しさにかまけて家族の病気にも気づかず、入院後もあまりお見舞いにもいけないまま会えない人となってしまいました。ひどい無力感にとらわれ、臨床に主軸を移し、研究と臨床の傍、ネットを利用して臨床の再勉強を始めました。

ある日ケアネット(医学教育ネットサービス)で井出院長主催のPIPC (psychiatry in primary care)を視聴し、これはすごい!!とショックを受けました。学生時代から惹かれるものの、近寄り難いと感じていた精神療法の世界に今からでも挑戦したいと、背中を押されたように感じ、無理を承知で井出院長にクリニックで勉強させて欲しいとお願いしました。井出院長は臨床経験の少ない私に、一緒にやって見ましょうと受け入れてくれて、とても熱心に指導してくれました。

信愛クリニックでは総合内科の立場から患者さんを診察・検査し、内科的アプローチと精神的な側面からのケアという理想的な心療内科医療の実践が可能です。多くの症例を経験でき、困難な症例においては、井出院長が常にフォローしてくれます。なかなか改善が見られない多くの患者さんを前に、投薬のみではどうにもならない壁にぶち当たります。そのような状況でも真の精神科医療を目指す井出院長が提供してくれる信愛クリニックという場は、私にとって最高の研修・医療実践の場です。

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原 眞一先生 (勤務期間:2009年6月~2013年5月)

アルバイトを近所でやろう。どうせなら病院勤務の自分の知らない世界であるクリニックに行ってみようと始めた信愛クリニック勤務でした。井出院長に初めてお会いした時に、「開業はしない」、「心療内科は診ない」と申し上げていました。日曜日のスポット勤務から週1回の定期勤務に変わり、心療内科の患者さんも拝見するようになり、初めは、患者さんの悩みに押し潰されてしまうのではないかと心配でしたが、スタッフの皆様、MAPSO、「患者様の話を聞かないテクニック」を伝授して頂いたおかげで、今では一番好きな診療の一つになっています。

井出院長の起業、経営という考えに触発され、2012年1月に開業を思い立ち、2013年9月に開業を予定することになりました。開業応援塾にも参加させていただき、リーダーとしての姿勢、経営者としての思想を教えていただきました。信愛クリニックには学ぶものがたくさんありました。例えば、給料明細とともに頂く医師通信簿(患者単価、時間当たり診察数等の表)も、自分の力、診療のペースを知る上でとても参考になりました。

信愛クリニックで学んだ心療内科は、全診療科における私の診療姿勢、患者満足度に大きな進歩をいただきました。信愛クリニックは患者様に安心して診察を受けていただく医療を学ぶことのできる素晴らしいクリニックです。

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