院内勉強会で、日々学んでいます

信愛クリニックでは、毎週テーマを決めて勉強会を開いています。病気や診察に関する事や、クリニック内での出来事についてなど、その内容は多岐に渡ります。

当院にはシフト制で働くスタッフも多いため、工夫をしないと知識や情報共有にムラができてしまいがちです。そういった傾向を少しでも減らすため、出席できなかったスタッフも共有できるようにビデオを撮るなどの工夫をしています。

今回は今までに行った勉強会の中から少しご紹介いたします。院内向けのものなので、スタッフ向けの内容になっていますが、よろしければご覧になってみてくださいね。

<検査について>

院長:
「おなかがいたい」という主訴ひとつ取っても様々な病気の可能性があるため、痛みを感じている方は先延ばしにせずまずは検査をおすすめしましょう。

例えば、便が黒かったり血が混じる場合、おおまかに胃の中での出血、大腸内での出血、痔などが考えられます。

胃の中で出血している場合:血液が胃酸で変化し大腸の腸内細菌で変色して便が黒くなります。

大腸内で出血している場合:血液が腸内細菌で変色する時間があまりないため便に赤い血が混じります。十二指腸で出血している場合も便に赤い血が混じります。

その他:単純に肛門が切れていて便に血が混じる場合もあります。

便を採取して血液反応を見る検査を行うと、いずれかに絞ることができます。ほとんどの場合は痔ですが、陽性反応が出た方の4割に大腸ポリープがあり、1割に大腸がんがあります。便を採取するだけなので体へのダメージはないし、痔だったら痔でがんの心配は払しょくされます。

また、当院には超音波検査技師がいるのでエコー検査ができます。当院の検査技師は高い技術を有しているため、内臓の詰まりや出血、そのほかの異常を見つける事ができます。痛みをうったえる方がいた際は、まずエコー検査で原因を探りましょう。エコー検査は保険3割負担で1500円程度、1割なら500円程度です。

簡単な検査で大きな病気が潜んでいないか調べる事ができるので、便に異常があったら検査をおすすめしましょう。やって困ることはなくても、やらなくて困ることはあるのです。小さなサインを見逃さないために、積極的に検査をしていきましょう。

このような感じで、診察の方向性や症例を元にした申し送りなど、重要な内容を勉強しています。あまり身近ではないスタッフの勉強会ですが、少しでも皆さんの健康に貢献できるよう、日々努力してまいります!


ページのTOPへ