飲酒と喫煙が食道がんの主な原因とされています。
飲酒、つまりアルコールを摂取すると、
体内にてアルコールが代謝されることでアセトアルデヒドが生まれますが、
アセトアルデヒドこそ、発がん性物質です。
アセトアルデヒドは酵素によって分解されるのですが、
酵素の働きが弱いとアセトアルデヒドが分解されずに体内に残り、
食道がんになりやすいです。
タバコに関しては煙が発がん性物質を多量に含んでいることから、
喫煙者のがん率は高く、特にタバコの煙が体内に入る際の通り道である
食道もがんになりやすい部分です。
タバコとアルコールは全く別のものですが、
喫煙と飲酒の双方を楽しんでいる人も多いです。
この場合食道がんリスクをより高めてしまいます。