命に関わる頭痛として代表的なものがくも膜下出血です。
「これまで経験したことのない頭痛」「後頭部をハンマーで殴られたような痛み」などと表現されます。
我慢できない強烈な痛みが起こり、吐き気や嘔吐、意識障害を伴うこともあります。
脳出血は、脳内の細い血管が破れて出血している状態です。
頭痛が起きて徐々に痛みが強くなっていき、言葉が出にくい、
手足などの痺れや動かしにくさ、吐き気、めまいなどを起こします。
脳腫瘍は脳に腫瘍ができている状態です。
数週間から数か月かけて腫瘍が大きくなっていくにつれて、頭痛も激しくなっていきます。
腫瘍ができた場所によっては手足の麻痺、片目が見えにくいなどの視力障害、
言葉が出にくい、言われていることが理解できないなどの症状があらわれることもあります。
二次性頭痛はこちらに挙げた脳に関わる病気以外でも起こりますが、
原因を対処できれば治まるため、原因を見つけ出すことが重要になってきます。