• 大船駅笠間口徒歩8分
  • 要予約
  • 保険診療
  • 大船郵便局前
要予約
大船駅徒歩8分(イトーヨーカドー前)
0467-48-6678

月曜~土曜9:00~18:00 日曜10:00~16:00

麻疹

麻疹 接種回数:1~2回 種類:生ワクチン 価格:6200円 2回目:4週間後 備考:過去に1回接種歴がある人は追加1回接種。
不明や接種歴ない人は2回接種。
確実に感染歴がある人は接種不要。
★2ヵ月避妊

麻疹ワクチンの予防接種とは

麻疹ワクチンは、平成18年4月1日に予防接種法施行令が
改正されたことで麻疹風疹混合ワクチンとなりました。
ただし、希望者はそれぞれ単独のワクチン接種も可能です。

麻疹

効果

麻疹の予防接種により、麻疹の感染予防効果が期待できます。
また、麻疹患者と接触した場合においても、
72時間以内の麻疹ワクチン接種にて、
麻疹の発症予防が可能である可能性もあります。
麻疹ワクチン接種者のおよそ95%が免疫を獲得できるのですが、
残りの5%に関しても2回目の接種にて免疫を付けることが可能です。
麻疹は感染力がとても強い症状であり、
かつ空気感染する症状なのでてありとマスク着用だけでは
残念ながら予防が難しいです。
そのため、麻疹の予防接種こそ、有効な予防法となり得ます。

持続期間

かつて麻疹の予防接種を受けることで得られる免疫は終生続くものだと考えられていました。
しかし、麻疹が度々流行の兆しを見せることで、免疫が増強・持続することになってしまいました。
そのため、近年ではワクチンの免疫持続時間はおよそ10年程度と見込まれています。

受ける時期

生後12か月から24カ月未満の間に麻疹風疹混合ワクチンを1回、
5歳から7歳未満、小学校入学1年前の4月1日から3月31日までの間に
麻疹風疹混合ワクチンを1回接種します。
ちなみに麻疹風疹ワクチンではなく、それぞれ単独のワクチン接種の希望者は
単独ワクチンそれぞれ27日間の間隔を開けて接種することが望まれます。

接種回数

上記で指定した期間それぞれ1回ずつ、合計2回の接種が推奨されています。

対象年齢

1期目は1歳以上2歳未満、2期目は5歳から7歳未満となっています。

副反応

麻疹・風疹の混合ワクチンに関しては発熱・発しんが確認されています。
接種から5日後~14日後の間に多くみられる傾向にありますが、
接種直後から翌日には発熱や発疹、かゆみも観られます。
これは過敏症状に伴うものと考えられていますので、
接種から1日~3日程度で収まります。
また、接種部位に発赤、腫れが見られるケースもあります。
また、リンパ節が腫れることもありますが、
これらもあくまでも一過性のものであって、数日程度で自然に消失します。
また、稀にではありますがショック症状、アナフィラキシー症状、
急性血小板減少性紫斑病、脳炎やけいれんが報告されているのですが、
これらの症状はあくまでもごく少数です。
また、麻疹の単独ワクチンに関してはやはり接種後
5日から14日程度で微熱が確認されています。
また、同じく過敏症状による発熱や発しん、かゆみが確認されていますが、
こちらも1日から3日程度で自然に収まります。
また、発赤や腫れだけではなく、熱性のけいれんやじんましんが確認されていますが、
こちらも一過性のもので、熱性けいれんに関しては300人に1人とされています。
稀にではありますが、ショックやアナフィラキシー、
脳炎脳症や急性血小板減少性紫斑病がみられますが、
脳炎脳症に関しては100万人から150万人に1人以下の可能性となっていますし、
急性血小板減少性紫斑病に関しては100万人あたり1人程度の割合となっています。

料金

上記で定められた年齢の場合は基本的に無料ですが、
それ以外の年齢の場合、費用が発生します。
麻疹単体で5,500円、麻疹風疹の混合ワクチンで8,800円です。

注意点

麻疹の予防接種を受けることで麻疹の免疫を獲得することができますが、
先にもお伝えしたように麻疹ワクチンの持続期間はおよそ10年と考えられています。
また、それ以前でも徐々にではありますが免疫が低下してしまいますので、
麻疹に感染する可能性もあります。
特に麻疹は流行の兆しを見せると、
一気に感染が拡大するケースが珍しくありませんので、
麻疹の予防接種を受けているとしても、
流行の兆しを見せている時にはマスクを着用し、
うがいをするなどして感染防止策を講じた方が良いでしょう。
また、予防接種を受けた後は30分程度病院・医療施設に待機し、
様子を観察してもらいましょう。
特にアレルギー反応が見られる場合には、
すぐにでも医療スタッフに連絡しましょう。
また、接種後2週間から3週間は副反応が表れる
可能性がある点を頭に入れておきましょう。
接種当日の入浴は問題ないのですが、
注射した部位を刺激することは控えた方が良いでしょう。
清潔に保つために、軽くお湯でゆすぐ程度にとどめておきましょう。
基本的に、いつも通りの生活で問題ないのですが、
激しい運動は控えましょう。
特に高熱やけいれんが出た場合、
すぐにでも医療関係者やかかりつけの医師に相談しましょう。
また、接種後2か月は妊娠しないよう注意が必要です。
妊娠している場合、予防接種を受けることができないのですが、
予防接種後に妊娠が判明すると、胎児への影響が懸念されますので、
およそ2か月は妊娠を避けるよう努めましょう。
そのため、妊娠の計画を考えている場合は、注意が必要です。