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風疹

風疹 接種回数:1~2回 種類:生ワクチン 価格:6200円 2回目:4週間後 備考:過去に1回接種歴がある人は
追加1回接種。
不明や接種歴ない人は2回接種。
確実に感染歴がある人は接種不要。
★2ヵ月避妊

風疹ワクチンの予防接種

風疹ワクチンは風疹を防ぐためのワクチンで、 風疹とは、風疹ウィルスによって感染する急性の発疹性感染症です。 感染力が強く、免疫がない集団では風疹感染者1人で5人から7人に移すともいわれているほどです。

主な感染経路としては飛沫感染による人から人への感染で、 感染してしまった場合、無症状の場合もあるのですが、 合併症併発等重篤な症状をもたらすケースもあります。 また、成人が発症すると、高熱や長期発疹など、 小児よりも重症化することがありますし、 脳炎や血小板減少性紫斑病を合併することもあるなど、 決して軽んじてはならない症状です。 但し、脳炎や血小板減少性紫斑病に関しては、 感染者の2,000人から5,000人に1人の割合と、 確率としては決して高くはありません。 また、妊娠中の女性が風疹に感染してしまった場合、 心臓や耳に障害を持つ子供が生まれてくる可能性もあり、 妊娠1か月の場合は50%以上、2か月で35%程度とされています。

風疹

効果

風疹のワクチンですが、風疹単体のワクチンもあれば、
MRと呼ばれる、風疹と麻疹の混合ワクチンも登場しています。
いずれのワクチンであっても、
接種することで95%以上の患者がウィルスに対しての免疫獲得が可能で、
2回接種することで1回の摂取で免疫が付かなかった患者も免疫がつきます。

持続期間

風疹ワクチンは、接種後20年から30年は効果が持続するとのことです。

受ける時期

1期と2期に分類されています。
1期は1歳代、2期は小学校入学の前年からの1年となっています。

接種回数

上記にあるように、1期と2期の2回となっています。

対象年齢

年齢の制限はありませんが、
風疹ワクチンは生年月日によって少々接種事情が異なります。
2000年4月2日以降生まれの方に関しては定期接種として
定められたタイミングになりますので、2回接種していることでしょう。
しかし、1972年9月30日生まれ以前の場合、
風疹ワクチンを1回も接種していない可能性が高いです。
自発的に接種している方以外は基本的には接種していませんので、
成年ではありますが、風疹の症状を気にするのであれば2回接種が望ましいです。

1972年10月1日から1990年4月1日生まれの方は、
定期接種として1度だけ風疹ワクチンを接種している世代になります。
ワクチンは2度の接種が好ましいので、自発的に2度目を接種していない方は、
2度目の接種を検討した方が良いでしょう。
1990年4月2日から2000年4月1日生まれの方は、
元々は1度の接種でしたが、特例措置対象者に相当する年代となることから、
これまでに合計で2回の風疹ワクチン接種を行っていない場合、
追加接種を定期接種として打つことが可能です。
そのため、風疹ワクチンに興味がある方は、自身の生年月日を元に、
何回風疹ワクチンを打つ必要があるのかを算出しましょう。

副反応

発熱が最も頻度が高い副反応です。 厚生労働省によると、接種後2週間以内に発熱を認知する
患者様がおよそ13%とのことですが、他にも発疹が数%ほど、
アレルギー反応である蕁麻疹が3%ほどとなっており、
発熱に伴うけいれんが0.3%となっているとのことです。
また、脳炎や脳症が100万人から150万人に1人以下として報告されていますが、
まだまだワクチンとの因果関係が証明されていないものもありますので、
今後の研究によっては因果関係が証明されるものもあるかもしれません。

料金

定期接種であれば国費負担となりますので無料です。
しかし、先にお伝えした特例措置の非対象者の場合、自費による任意接種となります。
費用に関しては接種する施設によって異なりますが、10,000円程度が相場のようです。
当院では6200円となっております。
風疹ワクチンを任意接種する場合には、風疹ワクチンの接種が済んでいるのかだけではなく、
費用も詳しく問い合わせておきましょう。

注意点

接種後は30分程度その場で安静にしておきましょう。
基本的には通常通りの生活で問題ありませんが、激しい運動や飲酒は控えましょう。
入浴に関しては接種部位を特別刺激しない限りは問題ありません。
また、接種後7日から12日目に発熱、麻疹様発疹が出る場合もありますし、
筋肉痛や頭痛、関節痛が出る患者もいます。
接種後1か月以内に医療機関で受診する場合には、
予防接種を受けたことを医師に伝えましょう。
また、風疹の予防接種を受けてから27日以上経過しないと、
他の予防接種を受けることができませんので、
風疹意外の予防接種を考えている場合、
スケジュール管理にも気を配る必要があります。
風疹は弱毒性のウィルスとなりますので、
風疹ワクチン接種後は2か月程度、妊娠を避ける必要があります。
そのため、妊娠の計画がある方は、妊娠計画の見直しが必要になります。